日経おとなのOFF 大人の不調に効く「漢方 ツボ押し 呼吸法」
とってもまとまっていてわかりやすかったのでお勧めです!!
毎月お世話になっている吉祥寺東方医院の三浦於菟先生も登場しています。
ちょっと字が小さいのが辛いですが。
コンビニで売っていましたよ。
さてイベントの追加ご案内です!
からだ塾 1月27日(月)
本日の症例です。
70歳女性 冷え、めまい、たちくらみ、身体が揺れる、右頭部のもやもや感、頭痛、耳鳴り、肩こり、背中の張り、首こり、胃腸の不調、よく眠れないよく夢を見る、目がかすむ、目が乾く、肋骨下が苦しい、便秘、夜トイレに起きる
現在高血圧のお薬を飲んでいらっしゃいます。
気診をすると、頭の上から足の先まで厚く雲がかかって気が滞っています。さてどこからアドバイスしたらよいものか・・・。12月に初めていらしたのですが、目標は春までには台所に立てるようにしましょう!と申し上げました。
まずは養生法アドバイスです。
呼吸法。ゆっくり吸ってゆっくり吐く。難しい呼吸法は無理なので、普通の深呼吸をして頂きます。次は温め。湯たんぽを使って温めて頂きます。腰回りや足を温めて、エネルギーを増やします。そしてもちろんかみしめていらっしゃいましたから、いつもの顎マッサージ。マッサージするとものすごく痛いそうで頑張ってマッサージしてくださいました。次は鎖骨下マッサージと鎖骨下マッサージ。冷えやめまい、夜トイレに起きるなど水回りが悪いと思い、腎を元気にしていただくために、耳のマッサージもお願いしました。
1か月後、少し改善、でもほとんどの症状は残っています。次にするのはサプリメントの選択です。体調が悪いと周りの方がたくさんサプリメントを紹介してくれるんですね。嫌と言えない人は、何でも飲んで更に悪化させています。どんなに良いものでも合う人と
合わない人がいて、必要な時と必要でない時があるのですから、親切が仇になってしまいます。10種類飲んでいたサプリメントは2種類に致しました。
次のステップは、「嫌なことは嫌と言う」です。
気を使って我慢していると、ストレスをため込んでなかなか気が巡らないんですね。
そこで、自分の思っていることをきちんと伝えられるようになって頂きます。その時にポイントは感情を入れないことです。特にご家族は感情的になって話すと喧嘩になってしまうので、事実を事実のままに伝えることをお勧めしています。こうしてご主人にも物が言えるようになり、ストレスはだいぶ減りました。
次はまわりの人の気に引っ張られないよう注意します。こういう方は、人の影響を受けやすいんですね。おしゃべりしているだけで具合が悪くなったりします。そういう方にはなるべく近づかないようにお願いします。元気になればそんなことは問題にしなくてよいのですが、具合の悪い時は重要なことです。
こうして、少しずつ気がクリアになってきて春前には台所に立てるようになりました。最初は毎回ご主人か息子さんが着いていらしていたのですが、今はお一人でいらっしゃれます。遠隔気功も毎日から週に3回に減りました。SOSのお電話も随分減りました。
そして最近、また一段階良くなりました。それは何故かというと依存心を手放したんですね。調子が悪くなっても、まずは落ち着いてご自分で対処できるようになりました。こことここをマッサージして、呼吸法をすれば大丈夫とわかって下さったんですね。
毎月一皮ずつ向けて心も身体も軽くなっていらっしゃるようです。
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