また寒さが厳しくなってきました。お風邪など引きませんように。
顎の下から湯気を吸うといいですよ。
お茶でも漢方でも毎回温かいものを飲むたびに、湯気を吸う習慣を作っておくと風邪予防になります。
さて今日の体験談は、電車に乗るのが怖かったかたです。養生と漢方で克服しています。
私が気診を知ったのはいろいろな療法を紹介している本の一項目でした。当時、乗り物に乗ることや、人ごみが怖くて、漢方を飲んだり冷え取り健康法をして、なんとかしのいでいる時期で、日々、一進一退。どうにもよくなる気配がなく、八方塞な状態でした。
本の中でいろいろな療法が紹介されている中、「気診」だけにピンときて、「どうせやるならちゃんとした先生のところで学ぼう!」と思い、Webで調べて小倉先生と出会いました。
はじめは症状のことはあまり先生にお話しせず、気診の講座を学びました。自分に合うもの、合わないものに対して体が素直に反応していることを知り、「そりゃ今までみたいに無頓着な生活してたら、体はがたがたになるなー」と不調に対して、合点がいくようになっていきました。そして、自分に合うものが自分で分かる事の凄さに魅力を感じました。
気診を始めたころは、電車の中で調子が悪くなりそうになると、気と体が柔らかくなる「健康ふりかけ」を握りしめながら、小倉先生にSOSをしていました。「やはりなんとかしたい!」と思い、小倉先生にご相談して漢方を見立てていただくことに。
初めて先生に顎がリラックスして気が調う漢方を見立てていただいたのは「柴胡桂枝乾姜湯」と「当帰芍薬散」でした。飲み始めて1か月くらいで、気づけば原因のわからない不安感や乗り物、人ごみに対する怖さが緩和されていました。
「柴胡桂枝乾姜湯」は4か月ほど飲んで、お役目終了。その後は「当帰芍薬散」「六君子湯」となり、今は「小健中湯」を飲んでいます。
乗り物や人ごみに対する怖さは、現在はほとんどなく、時々感じる程度で、そんな時は柴胡剤とふりかけを持つと体がホッとして、楽になります。
気診を始めた頃は気の感じが分からなかったのですが、今では漢方を持ったり飲んだりすると、体のこわばっていた部分がスッと楽になる感覚が分かるようになってきました。
気診を始めて、体に優しく暮らしていけるようになっています。
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