昨日は和漢薬融合医療協会の勉強会。まだスタートしたばかりなので少人数の勉強会でした。講師は鍼灸師の橋口修先生。先生とはもう15年も前に気診の研究会でお目にかかりました。先生は良導絡の道を、私は気診の道を。それでも時々にご縁があります。
昨日は和漢薬融合医療協会の目指すところについてもお話頂きました。西洋医学(投薬や手術など)、東洋医学(鍼灸、漢方)に代替医療と呼ばれたアロマテラピーやカイロプラクティック、健康食品、そこにさらにレイキや気功など様々なものを寄せ集めるだけではいけない。そこにきちんとした臨床試験を行って検証していこうというのが融合医療の目指すところです。
理事長の広瀬輝夫先生(元ニューヨーク医科大学)はこのようにおっしゃっています。
融合医療は、心身一帯の東洋的医療と心身二元論からの臓器中心医療とを融合し、完全な人間的医療を確立するもので、民族伝統医療で有効なもののみを採択し有害または無効な治療、生薬や信仰を無作為臨床試験により排除する。
効果のあるものがしっかりわかるようになりますね!!また11月9日(日)には広瀬先生の講演会があるそうです。また詳細がわかりましたら書き込みますね。
さて「漢方の気を感じる」 男性はなかなか気を感じることが少ないように思うのですが、こちらに見える患者様はやはり敏感です。
最初にお出しした漢方でかなり楽になってきたというSさん。2か月ほどして、何となく漢方が変わった気がするとおっしゃるので、鍼灸の予約でしたがちょこっと気診致しました。なるほどおっしゃる通り、肝の反応がだいぶ取れて、水毒の反応になっていました。六君子湯を手に載せたら、「うん」とうなずいていらっしゃいました。
男女を問わず、敏感な方は漢方の気をキャッチするんですね!飲みたくないとか、味が変わったとか、そんな時は漢方の変わり時ですから無理して飲まない方がいいですよ。