まずはお知らせ。12月のチャリティイベントで集まった寄付金をお届けに行ってきました。今年は3月29日に南相馬市で2万本、5月30日に岩沼市で3万本の植樹祭が行われるそうです。詳細は森の長城プロジェクト(TEL03-3273-8851)にお問い合わせください。
今日は月に一度吉祥寺の漢方の先生の所で勉強させて頂いております。時々気診をさせて頂いていて、その中のお一人Tさん。40代後半の女性。もう一年半くらいだいたい毎月拝見しています。彼女はパニック障害で精神科にもかかっています。吉祥寺のクリニックの先生もお話をよく聴いて下さるのでずいぶん長いこと通っているようです。
最初はガチガチでお話もなかなか通じない感じでした。でもだいぶ落ち着いてきたなあと思っていた矢先、また仕事がうまく続かずに無職に。そうするとがくんと気が下がってしまうのです。先の見えない不安、焦り、やり場のない怒り。そして食欲はなくなり、声もでなくなり、そんな状態じゃ仕事をしなくちゃいけなくても仕事先も見つからず・・・。私にはアドバイスの仕様もなくなるのです。
でも彼女の気持ちが少しでも和らいでいられるように肩の力を抜いて、身体を温めて呼吸をして、静かな時間を作ることを勧めます。そうしなければますます悪循環になるから。そして専門の支援の団体があるそうなのでそこで仕事のことを相談するようにお伝えしました。
気を調えるだけでは解決できない問題がたくさんあるのです。そんなこともあって、今様々な会に所属して勉強かつ何ができるかを模索しています。掲げていることが立派でも行動を伴なければ何もなりません。どこが具体的に動くか・・・というよりどこで動けるか、これからの私のそしてチーム気診のテーマでもあります。
小田先生の本には、利己的ではなく非利己的な想念になることが気を上げる大きな要素だと書かれています。気診を学ぶ方々はできることをできるだけで構わないと思うのでそんな意識を持って頂けたらと思います。