気診ではどこをみることを重要視していると思われますか?
身体から30㎝~50㎝離れた空間です。
気診の師匠、小田一先生の所で見学している頃、最初のうちは身体の部分に意識を向けていました。
例えば肘とか膝とか、目とか鼻とか・・・
でもある時、腰の曲がったおじいちゃんがいらして、小田先生が気を送ると、曲がった腰が伸びてお帰りになったんです!!
その時です!
私が身体の周囲の気がガラッと変わるのに気づいたのは。
小田先生がみていらっしゃるのはこれだ!と思いました。
全体が一瞬のうちに変化するのです。
それに気づいた私は漢方を手に載せたり、食べ物を手に載せたりして、身体のまわりの気の変化を比較してみました。
確かに一瞬で全体が変化します。
確信を得た私は、気診をお伝えするときに必ずそこまで皆さんに意識を向けて頂くようにしています。
当時は私の講座のビデオを撮って小田先生に気がよいかどうかも確認して頂きました!
そしてしばらくして、「噛みしめ」が身体を取りまく気を乱してしまうことに気づきました。
イメージはこんな感じです。(「気診で元気!」幻冬舎ルネッサンスより)
ホリスティックとは、全体的、包括的という意味です。
今はまだ医療の研究がなされていない身体のまわりの空間に、見えない身体があるのです。
そしてその見えない身体が改善することで、見える身体ー肉体ーも元気になっていくことを日々経験しています。
この見えない身体の研究が進むことがこの先の医療にとても重要なことと考えています!