早速沖縄から、嬉しい声が届きました!
「養生してから、朝の鼻炎のモーニングアタックない!!夜中にトイレに起きただけで鼻水もくしゃみも連発なって大変だったのに!!。
気診すごいよ~。感謝、感謝、雨、嵐だわ~・・・」
何とも即効性の養生講座でした。講座だけなので漢方も出していませんが気が巡ったようです!
やはり一番大切なのは「養生」ですね!
さて水の異常、次は「水毒」です。「水滞」とも呼びます。
日本は湿気が多いので、水毒の方はとても多いです。
更に水毒は様々な症状を引き起こします。
胸に水毒があれば、咳や痰、胃にたまっていれば消化器症状、気持ち悪い、食欲不振、お腹に水毒があれば下痢、他にもめまいや冷え、頭痛・・・
症状も多ければ、対応する漢方もたくさんあります。その中から気診でぴったりくるものを選ばないといけません。
水毒と言えども、水のたまり方が違うようで、ピンポイントで反応のある場合、お椀がかぶったように全体にある場合、円柱が立っているように水が溜まっている場合などなど。
気で診るととても興味深いです!
では以下まとめです。
【水滞】
水の代謝が滞り、体に余分な水分がたまる
(症状)めまい、立ちくらみ、むくみ、下半身の冷え、だるい、吐き気、乗り物酔い
下痢、胃もたれ、尿の減少、増加、鼻水、唾液、汗、関節痛、雨の日に体調が悪化
(養生)
温め、呼吸法(水を回すのは呼吸)、軽い運動、冷たいもの、甘い物を避ける、
水の飲みすぎ注意(こまめに温かいもので摂取)
(漢方)利水剤
五苓散、胃苓湯(平胃散+五苓散)、いん蔯蒿湯、猪苓湯
越婢加朮湯、防已黄耆湯、二陳湯、二朮湯、桂枝加朮附湯
桂枝芍薬知母湯、大防風湯、半夏白朮天麻湯、苓甘姜味辛夏仁湯
苓姜朮甘湯、苓桂朮甘湯
六君子湯、茯苓飲、半夏しゃ心湯、生脈宝、清暑益気湯、加味帰脾湯
(当帰芍薬散、桂枝茯苓丸)
(ツボ)陰陵線、豊隆、足三里、中かん、水分
つづく