気診では漢方を風邪(ふうじゃ)と本治(気血水や五臓のバランスを取る)に分けています。
風邪(ふうじゃ)が取れたら本治の漢方を合わせていきます。
たいていは同時にお出ししていきます!
風邪(ふうじゃ)+本治
例えば
風邪(ふうじゃ)が太陽病で葛根湯
本治が瘀血(おけつ)で桂枝茯苓丸という感じです。
漢方を本格的に学び始めて10年くらい。
ようやく頭の中が整理されてきました。
まだまだ使えていない漢方が多いですが、気診で気が調う漢方を選択できるようになりました!
まずは気血水の漢方。気血水は身体の中を巡っているものです。
気血水の異常には“足りない”と“滞っている”があります。
気が足りないー気虚、
気が滞っているー気滞
血が足りないー血虚
血が滞っているー瘀血
水が足りないー陰虚
水が滞っているー水毒
これらの中の一体、何がどうなっているのかそれを気診で調べていきます。
一番優先的に改善しなければいけないところを見つけていくのです。