自然療法研究所付属 八王子漢方クリニック

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気診体験記

乳がん闘病記⑫-気診と二人三脚で【2】

(北海道の空と少年 By Y.Y)

今回は、闘病中の食事と気診について、お伝えします。

がんになった、ほとんどの方が、食事の見直しをされると思います。
世の中には、「がんに効く、がんを治す」等と言う、あるゆる食事療法情報が溢れていますが、この療法では、食べて良いものか、あの療法では、食べてはいけなかったり、、、究極、食べる事自体NG、だったり、、何を信じれば良いかわからなくなる方も多いと思います。

私も、がんになってしまい、自分で身体を立て直すには、まず、食事を見直そう、と思いました。
自分は子供を育ててきたのもありますし、大学時代、食物学の勉強をしたこともあって、そんな酷い食生活をしてきたつもりはないのですが、食べたいものを好きなだけ、食べていたので、今回はしっかり、身体に良い食生活をしなければ、と思いました。

まずは、ほぼ毎日飲んでいたお酒を止めました。これは、抗がん剤を投与するのですから、肝臓に負担をかけるアルコールは、NGです。こんな機会でもない限り、禁酒なんて出来なかったと思います(笑)

その他に実践したのは、今まで親しくさせて頂いた方からのアドバイスや、がんになる以前から、身体に良さそうな食事だなあ、と思ったことの中から、気診して、自分にあったもの選びました。
また、「無理なく、ストレスにならず、続けられること」が、選ぶポイントでもありました。食事で身体を変えるまでになるには、ストイックな事を短期間やるより、出来ることを長く続ける事か、大切だと思っていたからです。

具体的には、人参&りんごジュースをジューサーで絞って、ビタミンCと一緒に毎朝飲む、健康ふりかけ&納豆、発酵食品を毎日食べる、乳製品や赤身肉(豚肉や牛肉等)は控える(鶏肉はOK)、野菜&魚中心、甘いものは極力控える(菓子類、スイーツ、清涼飲料水等はNG)、揚げ物は控える、身体を温める調理法の工夫(野菜は生でなく、スーブや蒸して食べたり等)、鰻を週一回食べる(美味しい鰻の名店巡りをしてました)
そして、毎日の食材は、その時の身体が欲している物を気診して、選んでいました。

(つづく)

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