小田先生の言葉の中で一番心に残っていて、今も講座の中でお話することもあるのは、
「できてしまえば皆一緒」
気診は特別の人ができるのではとよく聞かれるのですが、そんなことはありません。
気を感じ、気を捉え、気を判別し、気を送り人を癒す能力は人間が本来持っている能力ですから、訓練すればどなたでもできます。
その能力が開いている人と、眠っている人がいると私は思っています。
頭で考えがちな人は、気を感じる能力が発揮されず、感性を大事にする人は気診がすぐできるようです。
私は何でも気診するようにしています。
そうして選ぶと不思議なことに物事がスムーズにいきます。
日常の単純なことでも訓練のひとつと思って気をみています。
「皆一緒や」という先生の言葉の後にノートにはこうあります。
「理屈やない。本来持っているものに気づけばいいだけ」