京都大学名誉教授の岸根卓郎先生の「量子論から科学する見えない心の世界」を教科書に少しずつ量子のおはなしを読み解いてみたいと思います。
「人間の見えている世界は、宇宙全体(森羅万象)の中の、物質に姿を変えたほんの一部の可視光線の世界(約5%)のみで、物質の姿をとらない波動の世界の宇宙がほとんど(95%)は人間にとって見えない世界である」
この本の序論はこの文章で始まります。まさに気診をしている私たちが捉えている世界です。
星の王子様に出てくるセリフも同じですね。「大事なことは目に見えないんだよ」
その見えない世界が大事になる東洋の時代に入ったと岸根先生は書いていらっしゃいます。
西洋文明と東洋文明が800年の周期で交代しているということです。
「人間が見聞きしている“現在の世界は“可視光線の世界”と“可聴音の世界”に限られており、現代の人間にとっては“宇宙の真の姿”も“宇宙の真の声”もほとんど見聞きできない“狭い世界”である」
広い世界の研究が必要ということになりますね。
気診の研究はまだこれからですね!