ついに梅雨入りですね。
湿気が強い時期は、脾胃(消化器系)に注意です。しっかり呼吸法をして発散させていきましょう。冷たいものを食べ過ぎ、飲み過ぎしませんように。
「太極」というと気診の師匠の小田一先生が、毎日半紙に太極図を書いていたのを思い出します。気を練るために行うそうです。陰陽がバランスよくあることがよくて、陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があるということを現す図です。
岸根卓郎先生の「量子論から科学する見えない心の世界」にはこうあります。
太極の思想とは、この世の諸現象は陰陽の両極に分かれ(二極対立し)、絶えることのない自然のエネルギーの交流(交換)の中で互いに盛衰を繰り返すから(周期交代するから)、人は無為のままに、その自然のエネルギーの流れ(盛衰)に従うことこそが道である」ろの「道家の中心思想」をなす「無為自然の思想」のことである。
この太極の思想に象徴される「タオの思想」をちなみに「死生観」を例にとって「量子論」の立場からもいえば「この世の諸現象は、生の世界(粒子の世界)のこの世と死の世界(波動の世界)のあの世の表裏に分かれ(二極対立し)、その絶えることのないエネルギーの交流の中で盛衰(周期交代、輪廻転生)しているから、そのことを(その量子性を)直観することこそが死生観である」
未来の西洋科学の量子論の発展にとっても、東洋の直観(閃き)の果たすべき役割は極めて大きいと考える。