東洋の神秘思想家「荘子」はすでに2000年も前に「万物は同じ世界のふたつの側面を現しているにすぎないから、その対立(差異)はすべて相対的である」と説いた。
その意味は「この世の万物は四次元世界のあの世では同じであるが、三次元世界のこの世ではふたつの側面を現しているにすぎないから、万物の差異はすべて相対的である」
「生と死などにみられる差異は、それぞれが別の世界の現象ではなく、四次元世界の同じものの三次元世界における二つの側面にすぎないから、万物の差異は全て相補的である」
「この世での対立を統合することこそが、宇宙の本質を知ることであり、悟りである」
もう少しわかりやすい例が書かれています。
「男女はそれぞれ外的には異なっているように見えても、本質的には同体であるから、その本質(相補性)を知ることこそが重要である」 (量子論から科学する見えないこころの世界 岸根卓郎著)
大事なことは本質を見る目だと思っています。