分厚い雲が身体のまわりに取り巻いている人。
身体は重く、疲れやすくて寝ていたい、動くことも考えることも億劫。
それでも検査の結果は異状なし。
そういう方は表面の病。東洋医学でいう臓腑は機能ダウンはしているけど検査で異常がでるほどではないようです。
表面に覆っている雲~気診でいう風邪(ふうじゃ)~を取って養生していただくと。早いうちに身体が軽くなります。
いらしたその場で軽くなって身体が温かくなって帰られる方もいます。
しかし長いこと分厚い雲に覆われて、病が身体の奥深くに入ってしまった方はそんなに簡単には改善しません。
西洋医学で病名がついている方もいます。
変化も感じにくい状態になっており、3か月、半年と経つとようやく少し身体の重さが取れてきます。
あー楽になったと感じるにはしばらく時間がかかるようです。
でも養生を続けていくことで、年齢は重ねていくのに楽になるのだから、やはりよくなっているのでしょう。
養生は少しずつ、一枚ずつ重い雲をはがしていくように気長に続けていくことが大切です!
焦らないこと、心がけてくださいね!