気診はできるようになるのにちょっと時間がかかるんですね。
なぜかというと「気診の気」に自分が一致するまで、軸がブレるというか、なかなかどの状態がよいかを自分の身体に覚えさせるのに時間がかかるのです。
これだ!というのを掴んだら、あまりブレることなく気診ができるようになります。
それまではできる人と一緒に繰り返し練習する必要があります。
そこで一番重要なことが「頭で考えない!」
気診は知識ではないんです。
「不識」
知識が先に来て、こうかもしれないとか、たぶんこうだろうと思った途端に残念ながら気の軸は狂います。
頭で考えることを取っ払って、身体の感覚に耳を澄ませること。
しかしそれも思い込みの感覚ではなく、しっかり「この気が気診の気。目指すところだ」というところに到達しないといけません。
一緒に勉強しているときは、その気がわかりやすいのですが、一人になるとわかりにくくなります。
自分一人でもしっかりとその気になれるように繰り返し繰り返し気を掴みます。
頭を使わないこと!
まずはそれが気診上達に一番大切なことです。