東洋医学で言う臓腑は、西洋医学の臓器の概念より広く、その働きも含めていると書かれています。
五臓は木火土金水に対応していて、まず木は肝です。
肝は西洋医学でも言われている通り、ストレスやお酒で機能ダウン致します。
その他にも目の疲れ、筋肉使いすぎ、サプリメントの飲みすぎ、イライラや怒りなどで肝の気は落ちます。
イライラして噛みしめて緊張していると肝に反応出ますよ。
そこで「肝」に気の異常反応のある方には一体何でそうなっているかを伺っていきます。
飲みすぎていませんか~?
ストレス抱えていませんか?
イライラしていませんか?
・・・・
もちろん、何でイライラしているのかなど必ず原因があるはずなので、そのあたりを気診で探っていきます。
理由がわかれば対処法がわかるからです!
また理由がわからなくても、肝は緑のエネルギーを取り入れたり、酸っぱいものを食べたりすると気が改善します。
緑のエネルギーは、お野菜を食べるでもいいですし、緑の洋服を着るでもいいんです。
さらには緑のものを目で見るでもいいのです!
子供の頃、母がよく本を読んだら遠くの山を見なさいと言っていたのを思い出します。
母は眼科医の娘です!
祖父は西洋医学の医師でしたが、東洋医学的なものにも理解がありましたね。
つまり酷使してしまったら、また元に戻せばいいわけです。
いかに元に戻すか、それを知ることが重要だと思います。
それが「養生」と考えます!