(東京都豊島区の空 By S.T)
植物観察会に参加して歩き疲れた帰りの電車で、左足首に鈍い痛みを感じ始めました。
直前の3日間に連続してヨガやウォーキングで足を酷使したので、捻挫かしらと軽く考えていました。
ところが、日を追うごとに腫れと痛みが増し、ゾウの足のように腫れあがってきました。
近くの整形外科でレントゲンや血液検査を受けたところ、大学病院を紹介すると言われ、窮地に追い込まれていたときに出会ったのが別のクリニックで行われていた
気診です。
当時は、処方された鎮痛剤(ロキソニン)を飲まなければ歩くこともできないくらいの激痛でした。
横になり、体を硬直させて苦痛に耐えるうち、やがて抵抗するのに疲れ果て、気絶したように眠りに落ちるという日々でした。
筋肉や体の疲れがきっかけで発症したとはいえ、今思えば、引っ越して慣れない土地での生活に緊張や精神的なストレスが蓄積し、ピークに達した頃でもありました。
小倉先生に気の状態をみていただくと、噛みしめがが強く、身体が冷えてガチガチでした。
そこで、炎症のある左足に漢方薬を乗せ、合う漢方を気診で探すということをしていただきました。すると、黒紫色に淀んだ左足首の色がスッと引く漢方が見つかったのです。
(つづく)