昨日は月に一度の漢方の勉強会。無門塾でした。
ウチダ和漢薬の方が、最近症例報告されている漢方の副作用に話して下さいました。
漢方というと効き方もも穏やかだけど、副作用がないイメージなんですがそんなことはありません!合わない漢方では胃の症状や吐き気などもでますし、様々な副作用の可能性が本に書いてあります。
昨日のお話は、IMP-特発性腸間膜静脈硬化症。
簡単に言えば、腹部にある静脈の一部が硬くなって、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満、下血などの症状がでること。
最悪の場合は大腸の切除を行う。
原因に漢方の中のサンシシという生薬が疑われています。
患者さんはいずれも10年近くその生薬が入った漢方を服用しているそうです。
「硬くなる」 これはキーワードですね。
つまり気診で見て硬くなるは、オーラも硬くなる、筋肉も硬くなる、組織も硬くなる、そして細胞も硬くなるのだと、私は仮説をたてています。
合わない漢方を大量に長年飲んだら、当然どこかに異常が出てくるものと思います。
自分にとって合っているか、合っていないか、ご自身のセンサーを高めることが重要です。
ちなみにサンシシが入っている漢方で有名なものは、
加味逍遥散、黄連解毒湯、清上防風湯などです。
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