梅雨時は、湿気が多いため身体から汗が出にくく、どうも水毒になりやすいようです。それが身体が重いと感じる理由かもしれませんね。
先日の苓姜朮甘湯と似た名前の「苓桂朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)」があります。利水剤です。
漢方製剤の本によれば、めまい、ふらつきがあり、または動悸がするものとあります。つまりめまいやふらつきは漢方的には水毒の影響なんですね。
吉祥寺東方医院の三浦先生の所にお連れしたクライアントさんはめまいがあって苓桂朮甘湯が処方されました。
めまいがある時だけ頓服で飲んでよくなるそうです。
もちろん誰にでも合うわけではないと思いますが、その方には合ったようですね。
「西洋薬は部分に作用する、漢方薬は身体全体に作用する」
三浦先生はそのように説明されていました!
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