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常識を変えていくこと、本当のことを知ることはとても大切です!
漢方は麦門冬湯(ばくもんどうとう)
発作性の咳、のぼせ、気管支炎や気管支喘息などええ、痰の切れにくい咳をするものとあります。(初学者のための漢方入門 森由雄著)
咳がどこから出てくるか・・・言葉を変えれば咳のものがどこまで深く入っているかがポイントだと思います。
漢方の見方で、病の深さを見ていく捉え方があります。
首や、背中、肩といった背中側の表面の病は、太陽病と言います。ちょうど背骨の両脇に太陽経という経絡が流れています。
この部分の病(私たちは風邪ふうじゃと呼びます)ー肩こりとか背中の痛みなどは葛根湯や桂枝湯、桂麻各半湯で取れます。一番浅い病です。
次は脇腹や身体のサイドに入ってしまう病。でもまだ表面です。少陽病。
柴胡剤。
さらに深く入るとお腹の中。そして内臓へと入っていきますね。陰の病となってさらに重い状態です。
咳に関しては。喉の表面か、気管支表面か、それとも肺の奥から咳が出ているのかで漢方が変わると気診的にはみております。その判断が重要です。
漢方の気を入れると改善します。
もちろん服用した方がいいので、お医者さんで出して頂くとよいですね。
麦門冬湯は深い所から出てくる咳と思います。
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