立冬が過ぎたので暦の上では冬ですが、もう少し秋の養生法のお話です。
乾燥に弱い臓腑は肺です。
肺は鼻と繋がっているので、前回の「湯気を吸う」が大事になります。
そして臓腑の陰陽から言うと、肺が陰で、それとセットは陽の大腸。
さらに大腸は皮膚と繋がっています。
肺ー大腸、鼻ー皮膚
これらが秋に特に気をつけないといけない臓腑と出先機関です。
東洋医学は本当に面白くて、繋げてみていくとわかりやすいです。
これらは陰陽五行論と言います。
鼻に症状があるときは、肺・大腸がダウンしているなと考えます。
また肺・大腸がダウンしていると、皮膚に症状が出たりします。
そして肺を元気にするのが辛味の食材。
辛い物を食べると鼻がツンとしますよね。
香辛料や薬味と考えます。
これらは少し摂るとよいと私は思っています。
次回はもう少し深くお話してみます。