(大分県宇佐八幡宮の空 By E.W)
毎日、漢方薬や食材を気診で選ぶ生活を続けていたら、以前より、体感が良くなって来たようで、手で持っただけで、身体にあった物がわかるようになってきました。
小倉先生が、おっしゃった通り、気診と共に闘病生活を続ける事が、気診の修行になっていたのでした。
とはいえ、漢方薬を服用して、抗がん剤の副作用が全くなくなった訳ではありません。脱毛の副作用は、もれなくあり、髪の毛だけでなく、身体中の体毛が全て抜け落ちて、抗がん剤って、すごっ!と、痛感しました。また、元々、血管が細かった私は、抗がん剤による血管痛が酷く、投与中は、看護師さんが、血管を柔らかくするために、カイロを血管の上いてくれましたが、それでも痛かったですね。一度、抗がん剤を入れた血管は、ダメージ受け、次の投与には使えなくなるので、回を追う毎に、使える血管探しで、何回も針をさしたり、普通の点滴では使わないような部位の血管から、入れたりと、、痛い痛いでした(笑)
それとは別に、投与当日は、私なりの対策をして、挑んでいました。
息子の親友のママ友さんから頂いた、Bグルカンのサプリメント(抗がん剤の副作用を軽減作用ありとの事)を投与中に飲みまくる、主治医を紹介してくれた先輩から頂いた、シルク靴下の重ね履き(足裏から解毒効果ありとの事)、気診講座を紹介してくれた後輩から薦められた、肝臓ひまし油湿布(肝臓からの解毒効果ありとの事)をする、水分をとる、です。もちろん、気診でも反応を確かめて、全て良い感じでした。
投与中の血管痛はありましたが、投与後は、上記のような対策や漢方薬を服用したり、食事に気をつけたりしていた効果のせいか、身体が辛くて、寝込んだりするような事は、ほとんどなく、副作用は色々出ていましたが、普通に生活する事が出来る程度のものでした。
知り合いの抗がん剤体験者に聞いていた副作用よりも、楽に闘病出来たのは、大変有難い事です。
また、副作用が出ても、その都度、気診してチョイスした漢方薬や食材で、症状が軽減されると、嬉しくなって、闘病生活も悪くないなあ、と思う事も出来、前向きな毎日を送る事が出来ました。
後半の抗がん剤が、浮腫の副作用が強く出る薬剤で、漢方薬でも抑えこめず、どうしたものかと思っていたところ、冷蔵庫にあった、蓮根と菊芋が無性に食べたくなりました。気がついたら、無我夢中で、それらをすりおろし、蓮根&菊芋餅を作り、夕飯はそれのみを、たらふく食べていました。そして、次の日の朝、下痢ではなく普通の便を出した後、肛門から水がジャージャー(汚い表現ですみません(>_<))出てきたのです!尿で出なく、腸からの水分です。それで、浮腫が一気に解消されました。
後から調べたら、蓮根や菊芋には浮腫をとる働きがあるとの事。この時、食べ物ってすごい!!そして、この食材を無心でチョイスした自分ってすごい!(笑)と思いました。この経験から、治療を無事終えることが出来てたら、食の勉強(=薬膳料理)をしてみたいと思いました。
(つづく)