(河口湖の空 By A.S)
左羅先生の気診のおかげで、7年間に渡る体調不良がみるみる改善し、元気を取り戻した私は、キシラ―を目指すために、気診の講座を受講するようになりました。
ちなみにキシラ―とは、「気診で人を助ける事ができる人」の事で、私が勝手に作った言葉です。辞書にはありませんので、悪しからず(‘◇’)ゞ
さて、気診の講座に参加し、実際に気診を学ぶのですが……分からないのです……。
胸鎖乳突筋をつかんでも、何が何だかさっぱり分からない……。
講座には懲りずに参加するのですが、分からない……。
他の参加者は分かっているようなのですが、私には分からない……(._.)
左羅先生曰く「私だって、半年はさっぱり分からなかったのよ。半年くらいたった時、ある日突然、分かったの。とにかく修行!」
ならば半年すれば、私にも少しは分かるのかも知れない。と仄かな希望を半年後に託し、不毛とも思われるような修行に励むしかありません。
スーパーで品物を選ぶ、電車で前にいる人の様子、テレビに映る政治家や芸能人の体調、etc.etc.
年がら年中、胸鎖乳突筋をつかんで、気診をする日々が続けていました。
どのくらいの月日が経ったのでしょうか。
いつの間にか、胸鎖乳突筋の硬さや軟らかさって、これかしら?という感じが分かり始めました。それは、それは、とても嬉しい感覚でした!
こうして勉強と修行を続けて、今は「キシラ―のあみです」などと、おこがましい事を言っている私になりました。
最近は、私のように半年も1年もかからずに、すぐに気診ができる人が多くなっているようです。全体の気が上がってきているという事なのかもしれませんね。
次回は、キシラ―として活動を始めてからの、体験をご紹介させていただきます。
(つづく)