(千葉県柏市の空 By H.K)
4月24日、待ちに待った講座初日。
私が受けた講座は「がんサバイバー様向け 自分でできる気診入門講座」です。
同期の方は乳がんで闘病中の方。幾度もの試練を乗り越え、頑張ってらっしゃる方でした。
以前私が初めてサキさんに電話をした日、サキさんはこの方のサポートで走り回っていたのです。今日その方が厳しい状況とは思えない様子で私と一緒に受講されています。
自分での気診はまだ上手くいきませんでしたが、2時間の授業はあっという間に過ぎ、しっかり元気を頂いて初日を終えました。
5月10日、半年後の検診。結果は想定内の腎機能の低下を除いては概ね良好、まずは一安心。
一方同期の方は病状が急変し緊急入院されたと聞き、サキさんと無事を祈るばかりでした。
5月29日、2回目の「気診講座」。残念ながら同期の方はこの日の数日前に天に召されました。
私は自分が生きてこの講座を受けられる有り難さを改めて実感しました。
同期の方が亡くなる前、彼女は気丈にも「私が死んでも気診講座を受けに行くから!」と言っていたそうです。
彼女が座るはずだった私の隣の机には気診に使うガジュマルの鉢植えが置かれ、サキさんと私は「お~い!始まるよ」と亡き彼女に声をかけ3人での授業が始まりました。
気診の授業ではテキストにない情報も沢山頂けます。この日は反応の良いお塩を教えて頂きました。
肝心の気診は言うと、今回は何となくコツがつかめた感じがあり益々気診が面白くなってきました。
気診の授業を受けるといつも元気になり、コロナ禍での運動不足で鈍っていた空腹感がたちまち蘇ります。
この日サキさんに「散々お世話になっているのに、サラ先生に顔を合わせ直接お礼も言えない」と漏らすと、「サラ先生が神楽坂で『気診+メタトロン』を開講されてますよ」と教えて下さり、早速予約を入れました。
「初お目見えですね、楽しみにお待ちしてます!」とのお返事を頂き、その日を心待ちにしました。
(つづき)