気診で気を拝見すると、その人の中に滞った感情があるのを捉えられることがあります。
気診でみなくても、怒っているのがわかる方ももちろんいらっしゃいますが。
怒りは、肝と関係があるので右の季肋部に反応が出ます。
ずっと以前に拝見した方で、小倉が「たぶん怒りの感情があってそれが身体にでているみたいです」と言ったら「怒っていません」と言われました。でも私が“お怒り漢方”と呼んでいる漢方をしばらく飲んで頂いたら身体が楽になったそうです。それは20年も前の怒りだと気付いたそうです。ご自分でも忘れていたようですが、身体は覚えているのですね。怒りがある限り、改善がなかなか難しいと思っています。
滞っている感情を何らかの形で浄化することは、身体を改善するのにとても重要なことです。
東洋医学の病の原因の中に内因(感情)があるのがよくわかります。怒りは自分を攻撃します。もしそれがある方はできるだけ手放してくださいね。
さて毎年恒例、聖路加病院の画廊でYorieさんの個展があります。とっても癒されるので是非いらしてみてくださいね!