衆議院議員会館で行われた統合医療を普及・促進する議員連盟のヒアリングに行ってきましたのでご報告。
まずは鳩山由紀夫先生の会長あいさつに続き、厚生労働省の担当者から、8月6日に行われました「統合医療」の在り方に関する検討会についての報告。
第三回目では、統合医療に関するエビデンスについて、論点整理などが報告されています。エビデンスについてはツムラの漢方についての報告でした。
大健中湯、抑肝散、六君子湯い関してです。
次に統合医療についての論点整理ということで4点上げられ、これらについて説明がありました。
1「統合医療」とはどのような概念としてとらえるべきか?
近代西洋医学と相補・代替医療や伝統医学などを組み合わせて行う療法とすることでよいか?
本検討会でいう「統合医療」の提供主体をどのように考えるか?
2「統合医療」について、現時点においてどの程度の科学的知見が得られていると言えるか?
今後どのような取り組みを行うべきか?
「統合医療」に関する科学的知見が十分に得られれば「統合医療」の利用が促進されると言えるか?
3「統合医療」の安全性・有効性などについてどのように評価したらよいか?
4「統合医療」を推進していくためにはどのような取り組みが必要か?
諸外国の取り組み
アメリカも中国もインドも韓国も、西洋医学と同等で、国立の伝統医療の病院があります。
日本にもそのような病院を作る必要があると思います。
次に質問者からの質問、提案などの発表があり、それに対して、厚労省の担当者が答えるという形式で進みました。
参加の議員さんからー教科書への掲載を望む
統合医療センターを宮城県に復興のシンボルとして作る
宮城でなくともよいので、統合医療のナショナルセンターを作る
学校も合わせて作る
ホメオパシーの由井先生からはホメオパシーについて説明がありました。諸外国では医療として取り入れられているとのお話がございました。症例ではエビデンスにならないかという問いかけに、厚労省からは、エビデンスになるというお答えがありました。
アロマの代表の方は、治療・療法・予防と関われるそれぞれが扱える領域を決めたらどうかという提案が出ていました。
私は先日の陰山先生のお話の気の流れに関してお話し、
患者自身が治る力をアップさせる必要性、
気の流れのわかる医療従事者の養成の必要性、気診のお話
そして気を測る器械の研究の必要性の3点についてお話しました。
最後の鳩山議員のまとめでは「先程気のお話がでましたが、今ある器械では測れないものはエビデンスの取りようもないと。一歩前に進むとよいと思う」というお話を頂き、気の話、気診のお話はしっかりインプットさせて頂きました!!
まだまだ統合医療への道は長いですが、患者さんも働く人も元気になる病院は目指したいですね!!
今回の会合には、柔整、鍼灸、アロマ、温泉、漢方、臨床心理士、ホメオパシーなど10団体34名の参加がありました。
以上ご報告でした!
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