名刺の絵柄を虹にしているのは、私のお役目のひとつに「架け橋」というのがあると感じているからです。
直感的に、この人とあの人つないだ方がいいなあと感じたらおつなぎするようにしています。そのことがこれから起こってくるであろう色々なことに、さらにつながっていくと確信している今日この頃です。
さて漢方はまだ柴胡剤。
今日は抑肝散(よくかんさん)です。
最近、認知症に効果があるとして、注目されている漢方です。
でも本当は、子供の夜泣き、かんの虫の漢方です。
顎関節症で、がちっとかみしめていて、右季肋部が硬くなっている時などに合うことがあります。
「イライラしますか?」
と尋ねると
「はい。なんでかわからないけど」
というようなお答え。
そうイライラは肝が硬くなっているから、イライラしやすいのです。
肝の気が流れると、同じことが起こってもイライラしにくくなります。
合わせて顎マッサージで、かみしめを改善していくとよいです。
漢方製剤の本には、体力中等度の人で、神経過敏で興奮しやすく、怒りやすい、イライラする、眠れないなどの精神神経症状を訴える場合に用いる。
落ち着きがない。ひきつけ、夜泣きなどのある小児。
眼瞼痙攣や手足の震えなどを伴う場合
服直筋が緊張している場合。
くれぐれも認知症のみの漢方と思わないで下さいね!
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