右の季肋部に反応があって、さらに胃のあたりにも気の異常反応があるときは、前回の抑肝散ではなくて、その兄弟分のような抑肝散陳皮半夏(よくかんさんちんぴはんげ)が合いますね。
顎関節症を気診的にみると、気の滞り(気滞)、水の滞り(水毒)、血の滞り(瘀血)のどこかに異常があって顎に愁訴が出ているとみています。
滞りが
顎マッサージなどの養生だけでも改善しますが、より漢方を使った方がよいと思っています。
筋肉の緊張を取って、身体を中から温めて、血と水をきれいにしていきます。
ストレスをためてかみしめている方で、この漢方が合う方がいらしゃいますね。
漢方的な見方はとても面白いと感じています!
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