今日で4月も終わりですね。いつものことながら時の流れが早いです。
さて感情と臓腑の関係。最後は「喜」です。
基本的に喜びは、身体の周囲の気を活性化させるようで気の状態はよくなります。
悩んでいる方やあれこれ考えてしまう方には、
「楽しいことを考えて下さい」
「嬉しいことを思い出して下さい」
「好きな人や、かわいいペットを思い出して下さい」
とアドバイスします。
そうしますとその瞬間は、気の状態が良くなります。
もちろん悩みを思い出したら、気は乱れますけど。
そのように喜びの感情は、気にも身体にもよいように働くのですが、
何事も過ぎてはいけないようです。
はしゃぎすぎとか、喜び過ぎると「心」に影響を及ぼすと古典には書いてあります。
お祝いの席でご老人が倒れるなどはそういうことかもしれません。
喜び絶頂のご本人にとっては幸せかもしれませんが・・・。
「平常心」
怒りや憂いなどの感情に大きく振り回されることなくいられること。
健康のひとつの秘訣なのだと思います。