自然療法研究所付属 八王子漢方クリニック

東京都八王子市明神町3-14-11 フラワーヒルズ202

WEB
予約
電話予約
(スマホ)
診療案内
診療時間
アクセス
問診表
症例

天クリ日記~身体が重くて動けない~

65歳男性、昨年6月から急に身体が重くてだるくて歩くのもしんどくなった。4か所の病院で精密検査までしたが何も異常が出なかった。9月偶然お目にかかり、気を拝見すると、ずっしりと重い雲で覆われていました。「これは辛いですね~」「わかりますか??」そんな会話をしつつ、その場ではいつもの養生をお伝えし、ちょっと楽になったとのこと。

その後クリニックにお見えになりました。どちらかというと口呼吸。しっかり呼吸ができていない感じでエネルギーが足りない。そんなことは西洋医学の検査ではわからないのです。

先日またお見えになった時の事。確かに最初に比べれば格段に良くなってはいるし、歩ける距離も長くなってはきたのですが、どうも今ひとつすっきりしない。何か原因があるはず、と色々お話していると、何と!毎日冬でも冷たいものしか飲んでいないとのこと。小さいころからの習慣で、冷たいものが好きでそれしか飲まないのだと。まあ氷を入れることはないけれど、冷たいお茶に冷たいコーヒー。

あーこれだ!なかなか改善しないそのわけは身体が冷えていたんですね。身体が温かくないと気を回すエネルギーは出ないし、治す力も働きませんよとお伝えし、できるだけ温かいものを飲んで頂くようお願いしました。身体は本当は温かいものを要求してますよ。冷蔵庫のもの10度くらい。体温は36度。25度以上の温度差を埋めるのにエネルギーがたくさん必要です。

良くなり方が今ひとつの時は、必ず理由があるんですね。それを探さないといけないです。表面的にはよくなっても根本的な原因を解決しないと良くならないんです。今回は基本の部分を見逃していたかと反省!

次回はもう少し良くなっていますように!!

 

 

関連記事

  1. 現代西洋医学の危機

  2. 東洋の直観の可能性

  3. 西洋の論理と東洋の直観

PAGE TOP