昨日は夜立川漢方勉強会の100回目記講演に参加させて頂きました。高山宏世先生の貴重なご講演を伺うことができました。肝のお話とてもよく理解ができました。また後日ご報告致します。
さて月に1度、ご縁のあった皆様にメルマガをお送りしています。ご希望の方は、info@kisin-kenko.com までご連絡下さい。これから兵庫、岡山へ出発です。
5月号メルマガより
お元気ですか?『気診で元気!』小倉左羅(さら)です。
明日から兵庫、岡山、奈良と巡って参ります。
15年前の6月から気診の創始者小田一先生の元で見学を始めました。
毎日6時間、ただ見ているだけ。
質問すると「黙ってみていなさい」と言われました。
先生は頭では考えずに気を掴むことを伝えたかったのでしょうね。
当時、昼休みには見学者たちを連れて神社参拝に連れて行って頂きました。
神社には茅の輪が飾ってありました。
今回は当時連れって行って頂いた日岡神社にお詣りしてくる予定です。
その年の12月に東京に戻りました。
気診に出会ってから15年の間、色々なことがありましたが、
気診の可能性とお役目は、あの当時よりずっと大きく感じられています。
先日、気診で合うと判断した漢方と合わないと判断した漢方を手に乗せて、
それぞれ脳波を測って頂きました。
皆さん合う漢方ではリラックスすると増えるα波が多くなりました。
私たちが気が調って緊張が取れると判断していることは脳波に表れるようです。
さて、来月は北海道で養生塾講座。
今月末まで早期料金でOKとのことですので是非ご紹介下さいませ。
皆様お一人ずつ気診もさせて頂きますので楽しみにしていてくださいね!
銀座漢方 天クリニックでは、特に以下のような方へ気診+漢方+施術を
致しております。
・顎の調子が悪い方
・肩こりや頭痛などの不定愁訴のある方
・歯や歯肉のいたみが取れない方
・西洋医学の検査では異常がないのに調子が悪い方
・お口の中の愁訴がある方
(口腔乾燥、舌のしびれ、痛み、難治性口内炎など)
・噛みしめていらっしゃる方
気診+漢方+施術(鍼灸、アロマテラピー、カイロプラクティック)で
お身体を弛めて不定愁訴の原因と考えられる「噛みしめ」を改善しませんか?
<「顎から治そう!」症例報告>
今回は「漢方の臨床」という雑誌に投稿致しました症例をご紹介致します。
半年に1回ほど「気診と漢方」という題名で無門塾のお仲間と共に
投稿をさせて頂いております。
これまでに、歯痛、顎関節症、舌痛症、そして噛みしめと腰痛、
噛みしめと頭痛と書いて参りました。
今回は「口呼吸と倦怠感」という項目で投稿させて頂きました。
3例ご紹介したのですがその中でも最も記憶に残る方の症例をご紹介致します。
【初診】平成26年10月
【既往歴】糖尿病(治療中)
【現病歴】1ヶ月前まで山登りをしていたのに、
26年6月から突然身体が重くて歩くのも辛くなった。
4か所の病院に行って色々検査をしたが原因がわからない。
それより少し前にかなりストレスがかかることがあり忙しかった。
(初回)
気診: 風邪(ふうじゃ)と脾虚、腎虚の反応。口がきちんと閉じられず口呼吸
養生: 呼吸法。気づいたら深呼吸をすること。
タバコを減らすこと、甘い物を減らすこと、腰を温めること。
漢方: 朝 桂麻各半湯1つまみ 八味地黄丸1つまみ
夜四君子湯1/5包+八味地黄丸1つまみ
(1ヶ月後)
波はあるが前回よりはすこーし良くなった。
八味地黄丸が効いている気がするとのこと。
養生: 湯たんぽによる温めを加える。
気診: 風邪(ふうじゃ)は取れた。腰から下の気の異常、水毒++
漢方: 朝 八味地黄丸1/10包
夜 コタロー 六君子湯 1/7包+八味地黄丸 1つまみ
(3か月後)
温泉に行ったら調子がよくなった。坂道下り15分歩けた。
(6か月後)
温かい物を飲んで温泉も行っている。
1時間くらい歩くと疲れるが、山登りしてみようかなという気持ちが出てきた。
気診: 水毒± お血++
養生: 呼吸法。体が重くなってきたら深呼吸。
漢方: 朝 八味地黄丸 3粒 夜 桂枝茯苓丸1/5包に変更
口呼吸を改善することは気を保持するために重要です。
だるい時は鼻呼吸してみてくださいね!