かなりの確率で改善が見られる天クリニックですが、中にはちっとも変わらない方もいらっしゃいます。
そういう方の中で一番多いのは「感情に巻き込まれている方」
怒りや憂い、思い煩いなどそういった感情の中にどっぷり浸かっている方はなかなか改善が難しいです。
なぜならその感情で気が乱れてしまうからです。
怒りの感情なら、肝が硬くなり気は上に上がり足は冷え、頭に血が上る状態に。
憂いや悲しみなら肺の力がなくなって胸がしぼんだ状態に。
思い煩いは脾に。頭の上にも気の異常反応が。
こうして感情の気に押しつぶされて、自然治癒力の働きがダウン。
でもこればかりは、当人にしか変えようがないんです。
拙著「気診で元気!」の第四章には「気持ちも大事」という章を設けました。
それだけ感情の影響(東洋医学では内因と呼びます)は大きいのです。
まずは冷静になること。
現状を見つめ、今できることから始めること!
それが一番のオススメです。