こちらの写真の方何歳だと思われますか?
来年90歳だそうです。花柳流の踊りの師匠さんです。
今日は診療の合間に老人ホームの慰問に伺いました。師匠さんよりホームに居住の皆さんの方が若い方が多かったです。皆さん年齢を聞いてびっくり!
ご自身の身体が弱かったので、それを克服するために踊りを習われたそうです。
ここで思うこと。まず意思の力は強い。ご自分で決めたことを続けられた師匠さんは意思が強いと思いました。虚弱に生まれてもこのようにあることを続けていかれると元気で長生きできるのだなと思いました。
もう一点は足腰。ホームの皆さんはほとんど杖をつくか、車いすでした。足腰から弱る。だったら足腰を鍛えることを早めにしておくことが大切。
とっても素敵な学びの時でした!
さて今日も漢方の副作用のお話。
これまた多くの漢方に入っている桂枝、桂皮。
シナモンと言った方がご存知の方が多いですね。
葛根湯や桂枝湯、桂枝茯苓丸などなど。
肌表の気を発散し気血の運行を潤沢ならしめる。上衝、頭痛、発熱、身体疼痛、麻痺、腹痛などを治す (きぐすり曼荼羅 田畑隆一郎著より)
こんな効果があるのですが、合わない人が飲むと、皮膚のかゆみや発疹が出てしまいます。
漢方の副作用は飲むのをやめればすぐに治まります。
でも合うか合わないか判断することは重要ですね!
合う漢方は美味しくてすーっと入っていくようです。でも合わなくなると何となく飲みたくなくなる。その感覚を大切にして頂きたいと思います。