以前は五臓について書きました。
今回は身体の中に流れている気・血・水について書いてみたいと思います。
血は血液、水は血以外の液体です。
気だけは目に見えず、西洋医学の概念にないです。
気診では、この目に見えない気を捉え、改善しています。
しかし人間がセンサーになっていますので、残念ながらデータ重視の西洋医学ではなかなか理解されません。
今は結果を見て頂くこと、また気が変化した結果として脳波が変化したり自律神経測定装置で変化が捉えられること、患者さん自身の自覚の変化で見て頂いています。
この気が見える化できるかが、今後気診が評価されるかのカギになるでしょう。
気血水の異常には、足りないと滞っているという状態があります。
気診で一体気血水の何に問題があり、それが足りないのか滞っているかを判断して、漢方を決めたり、食事の指導をしています。
以下のように分類されています。
気の異常ー気虚と気滞
水の異常ー陰虚と水毒(滞)
血の異常ー血虚と瘀血
次回からはひとつずつについて書いていきます。