昨日は友人と銀座の画廊にお邪魔して芸術の秋を楽しみました!
是非行ってみたかった草場一壽さんの個展と、天クリニックお隣の創英ギャラリーさんで行われているロシア正教のイコン展に。
草場さんの作品からは気が溢れていて驚きでした!
陶彩画という本当に美しいものでした。
今週までしています。よかったら!!
さて気血水です。水毒の次に多いと思われるもの、どんな方でも多かれ少なかれあると思われるもの、それが最後のテーマ「瘀血」です。
患者さんには「血の淀み」と説明をしております。
水毒が色白でぽっちゃりしているのに対し、瘀血の方は肌の色が浅黒く、体も硬いイメージです。
まとめです!
瘀血は冷えや暑さ、精神的なストレス、偏った食事、睡眠不足、脂質異常などにより全身を巡っている血の流れが滞った状態
(症状)肩こり、頭痛、腰痛が悪化、月経痛がひどい、長引く、シミやくすみ、
あざができやすい、皮膚や粘膜、歯肉、舌が暗紫色
(養生)温め、スポーツなどで体を動かす、脂っこいものは避ける、
お酒を飲みすぎない、食事が重要
(漢方)駆瘀血剤
当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、治打撲一方、通導散、
桃核承気湯、疎経活血湯など
腎を元気にする六味丸や八味丸にも駆瘀血の生薬が入っています。
(ツボ)血海、三陰交、太衝