自然療法研究所付属 八王子漢方クリニック

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変わった気②

昨日は朝7時から新宿であるお勉強会に参加しました。

朝の空気は気持ちよいですね!

 

さて今日のお話は「腰から下が水に浸かったような気」です。

上半身は気がきれいなのに、下半身はプールの中に入っているような状態です。

つまり結構広い範囲で下半身だけ気の異常があります。

 

金匱要略(きんきようりゃく)という漢方の古典があります。

その中に載っているのですが

「腎着の病は、その人身体重く、腰中冷え、水中に坐するがごとく・・・(中略)

腰以下冷痛し、腰重きこと五千銭を帯びぶるが如し」

これは苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)の説明文です。

昔の穴の空いた銭をつないで5000枚もぶら下げているような状態みたいです。

これでは腰が重くて動けないですよね。これも腎の病のようです。

ちなみに腎は冷えに弱く、甘いものを食べ過ぎると腎がダウンしますのでお気をつけて!

 

(写真は先日の満月)

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