(千葉県成田市の空 By S.O)
さらに2週間ほどして、様々な検査や治療を終えて、Yさんは自宅から通院治療に移行となりました。
退院時の最終検査で、医者は「Yさん、その首のギブスをはずしていいよ」と言ったそうです。
Yさんは驚いて尋ねました。「先生、これを外すと首がグラグラだから、半年は必要って事ですよね」
「いや、第七頸椎はなぜかもう元に戻り、腫瘍はすっかり無くなっている。こんな例は見た事が無い」
それこそ、前代未聞の事が起きたわけでした。
とても不思議な事のようですが、実は私もYさんも、これは気診の成果だと疑いません。医者には一笑されるでしょうけれど(笑)
私は、毎日時間があればYさんに気を送っていました。
YさんはYさんで、素直に信じて暖かいキラキラした光に包まれて、癒されている事をしっかりイメージしてくれました。
気を送る人と送られる人の意識が一つになると、奇跡のようなことが起きるのだと思います。
それは、私が左羅先生に出会い、7年間の痛みから解放された時と同様です。
キシラ―になったばかりの私は、大好きなYさんが元気になってほしい一念で、真剣に取り組みました。
それは、私の力ではありません。もっともっと大きな、宇宙を取り巻く温かくて優しい「気」の力だと感じます。
その「気」に、自分を投げ出した時に、宇宙の「気」とYさんの持っている「気」が1つになる。私はその橋渡しをさせていただいた。そんなイメージです。
その後も、様々な方を通して、様々な事例を体験させていただいています。
気診の力は、実に不思議で、実に果てしないと思います。
しかし、人が最初から持っている能力だという原点に戻れば、実に簡単に手に入れて活用することができるわけです。
そんな気診に出会えた事は、実に私は運が良かったと思うばかりです(^^)
(おわり)