「気診」はすぐに出来る方もまれにいらっしゃいますが、たいていの方は最初、ほとんどわかりません。特に胸鎖乳突筋が常に緊張している方は、なかなか緊張・弛緩の変化をとらえることができないようです。(気診で元気!より)
肩こりや首こりがひどい方は、胸鎖乳突筋も凝っています。
そういう方はまず、身体の緊張を取ってからでないと気診ができません。
そこで開発したのが「顎ゆるマッサージ」
噛みしめを改善すると肩こりや首のこりが改善します。
首周りの緊張が取れるので、胸鎖乳突筋も軟らかくなり変化がわかりやすくなります。
そしてもうひとつ大事なことは「呼吸法」
ゆっくり深い呼吸法をすることで、副交感神経が優位になり身体の緊張は取れます。
気診では「気診の気」に合わせた呼吸法が求められます。
講座の中で一緒に呼吸法をすることで、気診が求めている気を掴むことができるのです。
「気診の気」はどれですか?と聞かれることがあるのですが、指し示すことはできません。
感じて、ご自分で掴むことしかできないのです。
そのために感性を高めて、感じること、最初はまねをすること、それを積み上げていくことによってできるようになっていきます。
詳細はこちら⇒ 気診的養生法
自分の枠を外し、今見えているものだけにとらわれず、外側にはもっと広い世界が広がっているという意識で物事を見ることが「気診」ができるようになるための重要なポイントです。
(気診で元気!より)