(海ほたるからの空 By H.H）
翌日サキさんにお礼のメールを送り「相談したい」と告げると早速「直接お会いすることが可能でしたら、私の方から、そちらにお伺いいたしましょうか？…サロンまで外出されるのは厳しいですよね？」とコロナ感染を恐れ引きこもっている私を気遣い「手術が控えられているので、早いほうが良いですね。…本日でしたら、16時の用事まで時間があります。その前に友人との約束がありますが、8時までにお返事いただければ、友人との約束は断れます。明日は13時半から…、土曜は午前中仕事があり…、対面が厳しい場合、オンラインで！とにかくご無理のない感じに致しましょう！」と忙しく走り回っているご様子にも関わらず、私の都合を第一に考えて下さった思いやりが詰まった返信が届きました。
いくらサラ先生の紹介とはいえ、見ず知らずの私にこんなにも真剣に向き合って下さったことに、感謝を通り越して「凄い方だな～」と驚くばかりでした。
31日に我が家へ来て下さる事が決まり、「（その前に）今日の2時頃なら電話で話せますよ」と至れり尽くせりです。
ラインでのやり取りの後すぐサラ先生にメールでご報告すると「サキさんまじめだし優しいし、安心してご紹介出来ます。あなたの気が少し落ち着いてきたのでご紹介しました。胃（胃痛）も良かったですね。どうもご自身で作り出す傾向があるので。それは現実化してしまうのでよいイメージを持ってくださいね。今週１回お写真下さい。気を確認いたします。お大事に！」と、すべてお見通しだったと分かる返信が届きました。
2時半、用事が終わられたサキさんから電話を頂き、病気の事はもちろん、抱えていた不安、心のつかえまで１時間以上に渡って話しました。
そしてサキさんから「がんに奇跡は起こりません！」と強烈な一言を頂きました。
「病気は医療（西洋医学）でしか治せない。奇跡はむしろその後に、劇的な回復などとして起こる！」それはご自身が乳がんを患い、本当に苦しい治療をされた経験に基づく、力強い言葉でした。
「あなたは手術で死なないと自分で分かっている。何の心配も要らない。手術後もサラ先生がいれば大丈夫！」それらの言葉がどれだけ私に勇気を与えたか…その時の言葉は今でも忘れません。
手術への不安をサキさんに吹き飛ばして頂き、ほっとしてサラ先生にご報告。
サラ先生からは「はいよかったです！経験値の言葉が一番力になりますね。力を抜いていきましょう。気は後ほど拝見します。」と返事を頂きました。
サラ先生に続くサキさんとの「新しい出会い」に、全てが良い方向に流れ始めたのを実感しました。
(つづく）
