連休もあっという間に終わり、新緑の季節ですね。
にもかかわらず気温の変化が激しくて体調悪くなる方多いです。「さら先生は?」と言われるので「私は変わらないです」と答えました。なぜ変わらないかというと、気温や気候の変化に負けないように心を穏やかにし、養生し、漢方を飲んでいるからです。
気候や気温の変化は病の原因の中の外因です。自分ではどうにも抗えないものに関しては自分を強くするしかないのです。だから「養生(セルフケア)」が大事!なのです。
さて再び、岸根先生のご著書より。
現代西洋医学の危機の克服ー副題には人類文明進化への道とあります。
カプラによれば、「深い瞑想状態にある東洋の神秘思想家の意識は、西洋の物理学で使われる実験装置に優るとも劣らない」という。
「現代物理学では、モデルを作るさいに、見えない四次元世界に関しては捨象と抽象化が行われ、自然現象の全体像を正確に説明することができない」
ニュートンの数学モデルは・・・20世紀に入って、「相対性理論」や「量子論」が登場してからは、限られた範囲にしか適用できない「不完全な理論」であることが明らかにされた。・・・
西洋の科学論理も東洋の神秘思想も、同じ自然の実在(宇宙の真理、宇宙の意思、神の心)を科学と直観の両極から捉えざるをえないことを認識するに至った」
「人類は、西洋の論理と東洋の直観の統合(協力)によって、はじめて目指す山頂(宇宙の真理、宇宙の意思、神の心)の買い目に到達することができる」
これが「人類進化への王道である」