自然療法研究所付属 八王子漢方クリニック

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漢方

太陽病

六病位一番浅いものは「太陽病」

風邪を引きかけた時にぞくっとする首の後ろあたりから下は背中、腰、足の後ろ側、上は頭、横には肩から腕の外側部に太陽経の経絡が流れています。

その表面に風邪(ふうじゃ)が付いた時が太陽病です。

症状としては肩こり、手足の冷え、頭痛、体の痛み・・・

冷えて緊張しているから噛みしめると考えています。

でも浅いですから身体を温めたり、生姜湯や葛湯など温かいものを飲んだり、お風呂に入ってゆっくりしたりすると風邪は吹き飛んでしまいます。

毎日くっついたり離れたりしているとみています。

風邪(ふうじゃ)がくっついた時に早めに対処すればかぜを引かなくてすみます。

でもこれがなかなか難しくて、気づかないうちに入られてしまうのです。

太陽病で使う漢方で一番有名なものは葛根湯。

そしてエキスではないのですが、こちらでよく出るのが桂枝2麻黄1湯。

桂枝湯と麻黄湯を2:1で混ぜて頂いています。

それより少し冷えが強いと桂麻各半湯。こちらは桂枝湯と麻黄湯を1:1で混ぜて頂いています。

でも胃が弱いとこれらは使えません。そんな時は香蘇散。これを太陽病としてよいのかは疑問ですが。

 

よい状態を維持するのには毎日毎日の風邪(ふうじゃ)取りがとても大切です!

 

 

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