長年の冷えや疲れの蓄積で風邪(ふうじゃ)が簡単には取れない深さまで入り込まれてしまいます。
きっとその前に何度も身体は異常を訴えていたことでしょう。
「休んで!」「深呼吸して!」「温かいもの飲んで!」「眠りたい!」「自然の中に行きたい!」・・・
そんな身体の声を無視してしまうと、身体が強制的に休まなければいけないような状態になってしまいます。
ありがたいことに!
天クリニックは「かみしめ」を改善して身体を緩めることを主にしておりますが、身体が冷え切って緊張し続けていると簡単には改善しません。
動けない、だるくてたまらない、よく眠れない、食べられない・・・様々な愁訴に悩まされます。
こんな状態では表面の風邪(ふうじゃ)を取るのでは改善は無理な状態です。
身体の芯を温めていかないといけないのです。
陰の病に入っています。
太陰病、少陰病、厥陰病(けっちんびょう)と下がっていきます。
これらを一段ずつ上げていきます。
長い方で2,3年がかりで陰⇒陽に持ち上げています!
ご本人はもちろん大変ですが、こちらも心してかからなければなりません。
上下の波もあるし、気持ちが落ちてしまうこともありますから。
こうして少しずつアップしていくと身体が温まって緊張が緩んで参ります!
長期戦になるのが陰病です。