日曜日、今年最後の講座が終了してひと段落です。
12月にお越しの患者さんや受講生の皆様に「お屠蘇」をお配りしています。
「病、未だ病まざるうちに是を治す」
山椒、桂皮、みかんの皮、桔梗、浜防風、おけらの茎葉という生薬が入っています。
ティーパックになっているので一晩、お酒かみりんにつけて元旦の朝から3日か5日まで頂きます。
子供の頃、母方の祖父の家で漆器の器で頂きました。
年少の者から飲むという習わしがあり、子供たちから頂いていました。
舐める程度でしたが(笑)
新陳代謝を身体を抑止、清建にして長寿をはかるという意味で処方されたと言います。
健胃の効果もあり、初期の風邪にもよいとのこと。
身体が温まるので、冬にはよいのでしょうね。
母は薄めて飲んでいます。
悪鬼を屠るという説など諸説があります。
平安時代からの習わし、新年に気持ちを新たにする儀式ですね。
来年皆様が健康でありますようにとの祈りを込めて!!