日曜日はよいお天気の中、午後から漢方のお勉強会。
4時間みっちりでした!
もうかれこれ10年近くになるでしょうか。
私がとっても調子を崩していた頃(たしかこのお話は以前にも書きました)、無門塾の田畑先生に出会いました。
動くこともままならず、身体は重く、時々突き上げるようなざわざわ感。
実家に帰って静養。
母が作ってくれるご飯を食べて、あとは寝るだけ。
帰るところがあることがありがたい日々。
田畑先生の出して下さったのが「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」
これも柴胡が入っているから、上がってしまった気を下してくれるのです。
更に乾姜が入っているので強烈に温まります。
この時は煎じ薬で飲んだのですが、本当に身体に染み渡り「効くなあ」と思いました。
3日もすれば身体は温まり、1か月もする頃、あーよくなったと感じました。
あの気持ち悪い、「ざわざわ感」が取れました。
この柴胡桂枝乾姜湯が合う患者さんがいらっしゃると、あの頃を思い出し辛いだろうなあと思います。
精神的にも参っているとどうもこれが出るようです!
すっかり元気になった私はまた東京に戻って、お仕事スタートしました。
私が自分で色々体験したことで、患者さんがどんな状態かわかるのでこれも必要なことだったのかなと思っています。