(茨城県袋田の滝の空 By H.H)
悲惨な状態でサラ先生に退院のご報告。ショックを受けたときのアドバイスを頂き、食べ物を気診して頂き、お忙しい中その都度サラ先生は「気を落ち着ける事がポイント!」等々、親身になって対応して下さいました。
その後も完璧主義の私は、ことある毎に「これは?あれは?」とまるでストーカーの様にメールを打ち続け10日間が過ぎた頃、さすがに呆れたに違いない先生から「ちょっと力が入りすぎていますか?力を抜けるかどうかが結構重要です。力抜いて下さいね!」とどこまでも優しい返信が届きます。
「完璧主義が顔を出して…力が入ってます。ガチガチです」 「アハ!あたりでしたか。副交感神経優位で自然治癒力が働きます!」
そんなやりとりから1週間後、手術を控え思うように力が抜けないでいる私を見かねて「力を抜くのは中々難しい。頭で考えない方が良いのですが…胃も自律神経かな。がんを克服して、今気診の講師に向け勉強している方とメールしてみますか?」とサラ先生からのメールが届きました。
翌7月25日、ご紹介頂いたサキさんにこれまでの経緯をメールしたところ「…大変な状況ですね、、、お元気でしたら、手術前にお会いできたらと思いましたが、厳しいですよね。」と私を気遣って下さり、さらに自己紹介に始まり、ご自身の闘病の体験談と続き、サキさんが相談に乗っている方々の闘病の様子にご自身の意見を明確に織り交ぜながら、どれだけの時間をかけて下さったのでしょう、優しい言葉の中に強い信念を感じさせる長い長い返信が届いたのでした。
すでに手術すら出来無くなった方を間近に見てきたサキさんは「手術できるって、がんの中では、まだまだ、治療できるって事です。チャンスを最大限に生かされて、お元気になられて下さい!そして、手術して、落ち着かれたら、是非、お会いしたいです!」と私を励ましても下さいました。
(つづく)