庭にたくさんの土筆が出ていました。
子供の頃、よく皆で取って佃煮にしたものです。
袴取りは子供たちの役目。
お醤油と鰹節で煮た土筆が大好物でした。
今年も少し取って佃煮にしました。
春の味です!
さてこの時期に問題は「風」
これは六気(ろくき)といって季節の影響です。
冬は「寒」、夏は「暑」、秋は「燥」そして春が「風」です。
他に「湿」と「火」があります。
これらが病の原因になると六淫(ろくいん)と言われます。
身体に影響を及ぼすと、邪をつけて「風邪」や「寒邪」となります。
気診では6つに分けることなく、身体が邪の影響を受けていたら「風邪」と呼んでいます。
頭の上に「風邪」がかぶっていれば、頭が重い、肩が凝る、目が辛い・・・など上の方に症状が出ます。
胴体のまわりに風邪が付いていれば、胃の調子が悪かったり脇腹に異常が出たり・・・。
足の周辺についていれば、足が冷えたり、浮腫んだり、重かったり、腰が痛かったり・・・。
気診ではこの「風邪(ふうじゃ)」を上手に取れるかが、状態改善にかなり影響するとお伝えしています。(つづく)