「腸内細菌のベストバランスが病気にならない体をつくる」の本の中に、水槽の中でイワナが4年間も水を変えずに生きていて、その水はとてもきれいで夏でも臭くないということが写真入りで載っていました。
是非その水槽を見てみたいと、事務所に伺ってみました。
こちらの事務所は新しいので6か月でしたが確かにとてもきれいなお水の中で元気に泳いでいます。
こんな原理だそうです!
臭いをなくすということは、有機物を腐敗させないで無機化するということです。
川で説明すると、川で魚がウンチしたり死んだりします。
川には細菌たちがいっぱいいるので、ウンチや魚の死体が分解され、無機化されて臭わなくなります。きれいな川は臭わない。
汚い川は有機物が多すぎて分解されずに残り、栄養たっぷりの川いなり、臭うという仕組みだそうです。
この水槽には水を足すだけで、発酵おからを時々投入。
イワナが餌を食べる→ウンチをする→細菌たちが分解してミネラルを作る→植物の栄養になる
という循環が起こっているから、水はきれいなままで臭いもしないということです。
「腸内細菌のベストバランスが病気にならない体をつくる」より
この著者の佐々木淳さんは、臭いのない鶏舎を見つけ餌を調べたら大豆発酵食品だったそうです。
さらにその発酵おからを自分でも食べてみたとこと、30年の痔が治ったということでまわりの方にも食べてもらったら皆さん治ったそうです。
腸内細菌を調えること、それも自然に近い形で調えること、それが病気にならない体を作るヒントのようです。
(つづく)