患者さんを拝見していて、良い状態を保てる方は感情が起伏が激しくない方のように思います。東洋医学でいうと七情(怒り、喜び、憂い、思い煩い、悲しみ、恐れ、驚き)は病気の原因であるとされます。とすればご自身が作り出してしまうことが大きいのかと思います。
感情のコントロールはご本人にしかできないので、その起伏の激しい方はより難しさを感じます。
目標に向かって何をしたらよいか、そしてそのためにどうあるべきか、そんなことを冷静に考えられる人はどんな状況にあっても意外と落ち着いていて、痛みや辛さもその状況においては少ないように思います。
感情に巻き込まれて泣いたり怒ったりしている方には、「今何をするのがよいのか、できるのか」というところをお話しています。大変ですけど・・・。