(飛行機からみた富士山と空 By S.T)
現在、研究会には気診の学校の卒業生がたくさん所属しています。夢がかなってうれしい限りです。
振り返れば、本当にたくさんの方々と講座を通してお会いすることができました。わたしは人前でのおしゃべりが大好きなのですが、それを楽しみにしてくれていた方もいらっしゃったようです。「気診は難しいけど、さおり先生に元気をもらえるから、この時間が楽しみなんですよ」などと言われると、すっかり有頂天になってしまいました(笑)。
ヨガのインストラクターの資格をいかして「気診ヨガ」をやってみたり、インソールの本を出したときには「気診的手づくりインソールセミナー」を開いたりもしました。気診は融合性が高く、さまざまなものに付加価値をつけることができます。研究会に進まれなかった卒業生も、いろいろな場面で気診を応用してくれるものと期待しています。
わたしにはもう一つ、やりたいことがありました。
それは、気診の本を出すこと。1年生の後期にお配りしている『顎ゆるマッサージ(小倉左羅著)』がそれです。
企画・編集・ライターを一人で担当したのですが、本を書き上げたときに小倉先生から「書きたいことがほとんど載っているよ。わたしが書いたみたい!」との言葉を頂戴しました。実際、数えるほどしか赤字が入らなかったときは、「あ~、このために講師をやらせてもらっていたのだなぁ」とつくづく思ったものです。
気診の学校が新体制となり、わたしの講師としての役目もひと段落。
久しぶりに体調が絶不調となり、さらなる気診修行の一幕に差し掛かっております。左羅先生がどんどん進化しているのを見習って、どんどん進化(それが無理なら変化⁉)していくつもりです。
お読みいただきありがとうございました。
(おわり)