人の身は、気を以て生の源、命の主(あるじ)とす。故に養生をよくする人は、常に元気を惜しみてへらさず。静かにしては元気をたもち、動いては元気をめぐらす。たもつとめぐらすと、二つの者をそなわざれば、気を養いがたし。動静その時を失わず、是気を養う道なり。
すらすら読める養生訓 立川昭二著 講談社より
昨日から森嶋みす美先生の「美人的少林寺気功」ビギナーコースに入りました。気診のお仲間も一緒で楽しい時間でした。
少林寺は動気功~動きのある気功と静~座禅のような静かな気功が両方あります。これまで座禅で気を養うことはしていたのですが、動きが足りないなあと感じていました。
そろそろだいぶ元気になってきたし、巡らすことで自身のパワーアップがはかれると思っています。
昨日はコーススタート開講記念。みす美先生の気合い十分で、とてもよい空間ができ、先生も感動でした!
30代~80代までの方が参加され皆さんそれぞれ目標を語りスタートです。
ヒップアップ、ダイエット、パワーアップ、ゴルフが上手になるため、アンチエイジング・・・。
月に一度の5回コースが終わる頃、楽しみですね!!
上記の養生訓のように気は保つことと巡らすことが必要です。
みす美先生のコースは今月23日にも昼の部と夜の部がありますよ~。
ご興味ある方はお問い合わせ下さい。気診関連というとお得です!
さて補中益気湯。傷寒論でいうと少陽病の段階です。風邪(ふうじゃ)が季肋部に入ってしまっています。首筋や肩、腰など背面は太陽病といいます。それより深くに入っているんですね。
気診でみると、わき腹や身体のサイドに硬さが捉えられます。・・・が、ここが難しいんですけど、気診でみているところは身体の中じゃないんです。
身体から10~20cm位離れた空間に気の異常反応があるんです。・・・気診でみると捉えられます。ここを見られるかどうかが、気診ができるかできないかのポイントで、一緒に学ぶと捉えられます。
筋肉の反応ではなく、空間がかわります。
風邪(ふうじゃ)で使う柴胡剤は他に、小柴胡湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯などがあります。
他の柴胡剤は、本治(気血水を調える)に使うようにしています。
まだ身体を取り巻く気の医療の研究は進んでいません。その気の領域の研究が進むと新たな医療が出来てきます。
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