急に涼しくなって体調管理が大変です。
風邪(ふうじゃ)はこまめに取りましょうね!
食事に生姜を取りいれるのもお勧めです。
さて先日、肺炎になってしまった方のご家族から遠隔依頼がありました。
高熱が出て、フラフラして病院に行ったら即入院という状態でした。
お医者様からは、かなり危険な状態と言われていました。
気を拝見したところ、確かに気全体に厚い雲がかかり、胸のあたりに強く気の異常反応があります。
しかし、その方には気も体力があるように気診できました。
その病気になった時に治ろうとする力、また病気にならないような力、つまり抵抗力や自然治癒力と言われるものを東洋医学では、正気(せいき又はしょうき)
その方には治す力があると気診したわけです。
それに対して邪気という言葉があります。私たちがよく使う風邪(ふうじゃ)は邪気の一種です。身体に悪い影響を及ぼす気、身体を悪くする原因になるものです。
この方の場合、お仕事の忙しさから、ストレス、疲れなどがたまって、邪気がたくさんたまって肺炎にまでなってしまったようです。
病院では西洋医学的な治療が行われています。
私の方は、気をクリアにすることをしていきました。
緊急事態の時は、2,3時間おきに気を送ります。
まずは風邪(ふうじゃ)ですね。桂麻各半湯と補中益気湯が合いましたので、その気を送りました。
太陽病と少陽病、つまり病は陰に入っていないので、この方には体力があるとみたわけです。
次にお身体をみます。肺に異常がある時は、鎖骨下の中府(ちゅうふ)というツボに反応が出ます。
そこで鎖骨下を外側に流すように気を入れていきます。
あとはいつもの肩関節と股関節に気を入れて全体を調えます。
3日目、気がすっと良くなったのを気診できました。
病院からは改善の傾向と言われたそうです。
5日目明らかに改善したと気診で捉えられました。
山は越えたとのこと。
1週間目少し元気になると会社へ行くとのこと。検査結果がよかったようで、病院から会社へ行かれたそうです。
そして11日目。無事退院。
ご本人はもちろん、病院の先生方は何もご存じありませんが、気診も効いたと思います。
西洋と東洋のコラボ、薬と気のコラボ・・・そんな病院作りたいです